趣旨
コロナ禍で二年間、開催を見合わせていた9th NaBIS(Nagoya Biomimetic InternationalSymposium)ですが、行動規制のない昨今の状況を鑑み、2022年11月25日(金)、名古屋工業大学にて開催する運びとなりました。この二年半の間、コロナウイルスにより世界中の政治・経済は混乱し、我々を取り巻く環境は大きく変わり、ライフスタイルも一変しました。コロナウイルスは人類の身勝手で無秩序な経済活動に対する地球からの重大な警告の一つなのかもしれません。また、2021年に開催された、国連生物多様性条約会議第15回締約国会議(CBD COP15)と国連気候変動枠組条約第26回締約国会議 (COP26)も、人新世(アントロポセン)という呼び名に象徴される人間活動が地球環境に大きな影響を及ぼしつつあることを再認識する良い機会となりました。NaBISはもともと表面・ 界面、材料工学の研究に特化した国際シンポジウムでしたが、9 th NaBISでは、工学,農 学,環境の視点から新人世のバイオミメティクスを考え、そして議論するシンポジウム にしたいと考えています。皆様の参加を心よりお待ちしています。
日時:2022年11月25日(金)
主催:名古屋工業大学、NaBIS実行委員会
協賛:高分子学会バイオミメティクス研究会、 バイオミメティクス推進協議会、 NBCIバイオミメティクス分科会、 日本ロレアル株式会社
場所:名古屋工業大学
参加費: 2,000 円(但し、バイオミメティクス研究会会員、協賛/広告企業、学生の方々は 無料)
実行委員会:
委員長 穂積 篤(産業技術総合研究所)
委員 平井悠司(公立千歳科学技術大学)
委員 浦田千尋(産業技術総合研究所)
委員 前田浩孝(名古屋工業大学)
委員 居城邦治(北海道大学)
委員 下村政嗣(公立千歳科学技術大学)