(2021/12/15) ヤモリ型グリップを備えたロボットハンド
スタンフォード大学は、ヤモリ型グリップを備えたロボットハンドを開発しました。このソフトハンドは、卵の上面をつかみ移動させることができます。
(スタンフォード大学)
(2021/12/10) ナノモスアイコート
株式会社パワーサポートは、表面にモスアイ構造をディッピングにより形成する技術を開発し、ディスプレイ等の反射防止(AR)と耐指紋防止(AF)を両立することに成功した。その技術が高機能素材Week 2021に出展されていた。
(2021/11/4) ペンギン型水中推進ロボット
東京工業大学の研究チームは、ペンギンが水中で羽ばたいて前進する動きを、世界初の3次元運動解析を行ってそのメカニズムを明らかにした。(東京工業大学)
(2021/10/27) ウツボカズラとコーティング技術
花王は、ウツボカズラの内面の潤滑液に着目し、新たなコーティング剤の技術を開発した。(
花王)
(2021/10/26) 呼吸する外壁
中国の陝西科技大学先端科学・技術移転研究院の研究グループは、バイオミメティクスを用いて開発した外壁コーティングの実証検証がなされ、大気質の総合指数改善率が10-30%に達することを可能にした。(
人民網日本語版)
(2021/10/26) 欧州の海洋開発(バイオミメティクスへの期待)
欧州委員会は、ELWAVEの技術により100 GWの洋上風力発電を2030年までに達成するために、170万ユーロの助成金を支出した。(
Navalnews)
(2021/10/14) France 2030
フランスのマクロン大統領は2030年に向けた政府政策を発表し、10番目の政策目標である海洋開発において、バイオミメティクスの活用を取り上げています。(Élysée)
(2021/10/13) コロンビア政府とCEEBIOS
フランスのCEEBIOSの代表のKalina Raskinは、コロンビアの環境・持続可能開発省の大臣であるCarlos Eduardo Correa Escafと対談しました。コロンビアは、経済回復と持続可能な成長に貢献するバイオエコノミーのリーダーを目指しています。大臣は、バイオミメティクスを通じて生態学的および社会的移行を加速するためにCEEBIOSをモデルにすると発言しています。
(2021/10/11) ロンドン自然史博物館の取組み
Microscopy and Analysis (148)の“Learning about Life”という記事に、2026年にオープンするHarwell Campus(Oxfordshire)のサイエンス・デジタルセンターの取り組みが紹介されています。(
Wiley)
(2021/9/22) 自然中心主義へのパラダイムシフト
バイオミメティクスが新たな展開を迎え、蟲(生き物)の視点を取り入れ人間と生物の共生を目指すエコミメティクスという考え方が浮上しています。日刊工業新聞(9月22日)に特集記事が掲載されました。(日刊工業新聞)
(2021/9/20) フレンチ・アグリテック
フランス政府は「フレンチ・アグリテック」のスタートアップ支援プロジェクトを立ち上げ、5年間で2億ユーロ投資する。フレンチ・アグリテックには、気候変動に適応した農業の実現や農薬・肥料の削減、資源のより良い管理など持続可能なアグロエコロジーの実施が含まれる。(
JETRO短信)
(2021/9/17) バイオミメティクス(生体模倣技術)の医療応用
「医学のあゆみ」に連載されていた生物の神秘を医療に活かす技術が集約された別冊が発刊されました。(
医歯薬出版)
(2021/9/13) カイロウドウケツから着想する建物、橋、航空機の設計
世界経済フォーラムのサイトで、カイロウドウケツから着想する構造設計について記事が掲載されました。in silicoで生息する深海底の流体力学的条件を再現したスポンジの構造解析により
、スポンジ構造が将来の構造設計に役立つと紹介されています。(WFE)
(2021/9/10) 鳥型ロボット開発の最前線
日経BPのウェブメディア「未来コトハジメ」に鳥型ロボットの開発の記事で、生物模倣(バイオミメティクス)や生物規範工学などの研究の重要性が言及されています。(
未来コトハジメ)
(2021/9/7) 新材料「金属ゴム」
三菱マテリアルは、ヤモリの足裏の接着機構に着想を得て、金属表面に特殊な微細形状を施すことで接着性を付与し、耐熱性と柔軟性を兼ね備えたゴム材料を開発した。(
鉄鋼新聞)
(2021/8/20) ミノムシの動きを解明
(2021/8/20) 中世の鎖かたびらから着想したスマートファブリック
南洋理工大学とCaltechの研究グループのスマートファブリックの研究成果が報告されています。鎖かたびらは、その複雑な形状により圧力がかかると鎖がからみあいことで硬くなるメカニズムが研究されています。将来的にはこの原理を利用したスマートファブリックは、医療用に応用されることが期待されています。(
YouTube Nature Video,
Nature)
(2021/8/16) フジツボから着想した創傷シール材
(2021/8/16) 飼い主の顔も認識する犬型ロボット
中国のXiaomi(小米科技)社が犬型ロボット「CyberDog」を発表した。タッチセンサーと超音波センサーを含む11のセンサーを全身に装備し、飼い主の顔も認識する。(
ZDNet Japan)
(2021/8/16) カメレオンを模倣するロボット
(2021/7/21) シャープとニコンがバイオミメティクスに関する共同開発契約を締結
シャープが保有するバイオミメティクス技術と、ニコンの持つ微細加工技術を組み合わせることで、防汚性や撥水性、抵抗軽減などの性能を持つ表面形状のパーツ開発と製品開発を目指す。(
プレスリリース)
(2021/7/21) アメリカ空軍がバイオインスパイアードマイクロドローンを開発
マイクロドローンは、2つの物理アクチュエーターで昆虫のような動きで操縦ができる。2014年に「羽ばたき翼の超小型飛行機を制御するための翼速度プロファイルを形成する方法」(USPTO番号8,700,233)の特許が基本技術で、2016年にOppenheimer、Weintraub、Sigthorsson、およびDomanが「羽ばたき翼マイクロエアビークルの独立した6度制御を実現する方法と装置」(USPTO番号9,428,269)を申請している。(
Defence Blog - online military magazine)
(2021/7/21) テントウムシの接着機能
(2021/7/21) SDGsを目指したケミカルものづくり
日本化学会が講演会「SDGsを目指したケミカルものづくり~バイオ・生き物の力を最大限に活用する新技術~」を9月3日に開催します。
(日本化学会)