(2020/12/31) 振動による害虫防御(トマトでの効果検証)
(2020/7/29) フランスの政府戦略レポート
フランス戦略庁ともいえるFrance Stratégieは首相のもとに置かれた政府機関で、公共政策等に影響力を示す。FranceStratégieは、生物模倣がもたらす経済活動や雇用創出の可能性を検討している。CEEBIOSのウェブサイトでは、FranceStratégieの「バイオミメティクスの活用と展望」のレポートが公開されている。(CEEBIOS)
(2020/7/21) ファッションの本質: 再生システムに向けて(7月2日)
米国のBiomimicry Instituteは、「ファッションの本質: 再生システムに向けて」と題したレポートを出しました。(biomimicry.org)
(2020/7/15) FESTO BionicSwift
オンラインによるハノーバーメッセのFESTOのブースで、7月15日16時(日本時間)に"Get Inspires by Bionic and SupraMotion”と題した講演があり、無線ベースの屋内GPSを搭載し5羽のロボット・ツバメが自律的に飛行する技術が紹介されました。(FESTO)
(2020/7/4) Beastly Bionics: Rad Robots, Brilliant Biomimicry, and Incredible Inventions Inspired by Nature
ナショナル ジオグラフィック協会から子供向けの本が出版されました。(Amazon)
(2020/7/4) 原子状酸素照射による材料の抗菌活性発現の発見について(2月14日)
クレハと宇宙航空研究開発機構は、原子状酸素をプラスチック材料表面に照射することにより生じる微細な表面形状変化によって抗菌性能が発現することを発表した。
(JAXA)(PRTimes)
(2020/6/26) Bio-Inspired Materials
フランスのポー大学のバイオインスパイアードマテリアルの修士コース(2020年9月スタート)の詳細が公開されています。(L'Université de Pau et des Pays de l'Adour)
(2020/6/19) HANNOVER MESSE - Digital Days
2020年7月14日-15日でオンラインで開催されます。 Industry 4.0、AI、5G、Smart Energy、Logistics 4.0などがテーマです。参加登録(無料)が開始されています。(Digital Days )
(2020/6/11) ハエの脚裏を模倣して接着と分離
物質・材料研究機構(NIMS)は北海道教育大学および浜松医科大学との共同で、「接着と分離を繰り返せる接着構造」を開発しました。(NIMS)
(2020/6/3) 新型コロナウイルスの影響による家庭内学習(フランス)
フランスでは、国民教育省が、3月18日から«Nation apprenante»「国家学習戦略」を開始した。Courrier picardのニュースサイトでは、小学校から中学校の生徒のために、毎週水曜日、昆虫や生物模倣などについての学習ノートの配信を開始した。バイオミメティクスでは、日本の新幹線も問題に主題されている。(Courrier picard)
(2020/5/20) 超高速、超効率的なトンネル掘削のための巨大なミミズロボット
GE Researchチームは、DARPA(米国防高等研究計画局)のUnderminerプログラムで250万ドルを獲得した。ソフトロボットの設計は、ミミズの土壌を移動するリズミカルな動きと、木の根が地面に成長して地下トンネルネットワークを形成する力を模倣している。(GE)
(2020/5/15) 生物模倣技術を使用したスニーカー
エラ呼吸の仕組みと高分子ナノ汚れ防止技術を採用した防水スニーカー「VOBO-ウォボ-」が、GREEN FUNDINGによって先行販売された。無数の極小な穴を通じて空気を排出や取り込むことで呼吸を可能にするという。(GREEN FUNDING)
(2020/4/9) サンゴ礁の共生をヒントにした高効率集光システム
ケンブリッジ大学の研究グループはケンブリッジ大学と共同で、サンゴの微細構造を模倣して微細藻類を速く成長させることができる構造を3Dプリントにより作製した。研究グループは、サンゴが光エネルギーを効率的に収集する仕組みを模倣して商業利用する方法を探っている。(Nature Communications)(日本語ニュース)
(2020/3/22) クジラのヒレから着想を得たスピーカー
オンキヨー株式会社は、クジラのヒレの構造に着目をし、その形状をスピーカーの低ノイズ高能率ボルテックスジェネレーターダクトに応用しました。(プレスリリース)
(2020/3/2) 「音」で減農薬の新手法
振動や音を使う「減農薬」への関心が世界的に高まっています。イタリアの最新研究が朝日新聞デジタルに掲載されました。虫が求愛目的で交わす振動を、ブドウの病気を媒介する害虫ヨコバイの防除法として着目しています。(朝日新聞デジタル)。
(2020/2/17) 複合材に関する展示会(JEC World 2020)
JEC Worldは、複合材料に関する世界的な見本市で、2020年3月3日から5日までフランスのParis-Villepinteで開催される。「生物模倣」のセッションが3月4日に行われる予定で、生物学的複合材料(木材、骨、アワビの殻など)と特性などについてCEEBIOSが紹介する。
(2020/2/10) シンポジウム「生物に学ぶ材料と建築・都市デザイン ~nmからkmのバイオミメティクス~」
2020年3月10日(火)~11日(水) 大阪大学 (詳細リンク)
近年、生物に学ぶバイオミメティクス(BM)研究が世界中で活性化している。世界潮流では、従来の「ナノテクによる材料開発」とサイズでは逆方向の、「森林・海洋・生態系に学ぶ都市計画・建築」という広域BMが特に、欧州で活況である。そこで、わが国のBMネットワークを踏まえ、広域BMを主体とする分野間交流をより一層、深める意義は大きい。本Workshopでは、以下の狙いの下に、新たなネットワーク構築、また環境整備を行う契機としたい。
(2020/1/20) ピジョンボット('PigeonBot')
鳥は飛行機よりもはるかに多く翼の形状を変化させ、その飛行の複雑さをロボットに応用する研究がなされてきた。スタンフォード大学の研究チームは、ハトの翼を研究し骨格と羽の運動が20の主翼と20の副翼が手首と指の動きによって制御されることを見出しPigeonBotを開発した。この、PigeonBotは、4つのサーボ作動式の手首および指関節を介して40枚の羽を制御することができる。("Soft biohybrid morphing wings with feathers underactuated by wrist and finger motion",Science Robotics 16 Jan 2020)、(Yahooニュース)
(2020/1/20) 次世代の利益のためのバイオミメティクス
元欧州復興開発銀行総裁のジャック・アタリ氏が日本経済新聞2020年代の針路①(2020年1月6日掲載)に、世界の大混乱の時代を回避するために、「AI以外にも、ナノテクノロジーやバイオミメティクス(生物模倣)技術を活用するべきであろう。」と述べています。