特定非営利活動法人バイオミメティクス推進協議会

データベースに関する情報(2017)

OVert: Open Exploration of Vertebrate Diversity in 3D
 脊椎動物の高解像度のデジタル3次元画像を収集したデータベースの構築が米国でスタートしました。脊椎動物の2万以上の液体保存標本がCTスキャンされます。オンラインデータポータルMorphoSourceを介してグローバルに配信されます。

2018 ◀ 国内外ニュース (2017)

2017年12月15日 Franchise Freedom
 BMWがスポンサーとなってStudio Drift(アムステルダム)が製作した300機のドローンの飛行(鳥の飛行を模倣)がマイアミビーチで公開されました。(
New York Times)

2017年12月15日 3M Worldywise: Biomimicry (lessons from nature)
 3MWorldywiseのウェブサイトでは、STEM (Science, Technology, Engineering and mathematics ) Ambassadorsの活動において、Biomimicryを取り扱った学生向けのリソース(PowerPoint等)を配信しています。(関係者から情報をいただきました)

2017年12月14日 デンキウナギから発想した電源 (Nature 掲載
 陽イオン選択性ヒドロゲル膜とアニオン選択性ヒドロゲル膜との繰り返し構造体により電源を作製し、生存系と非生存系の次世代ハイブリッドインプラント材料に電力を供給することをめざしています。

2017年12月14日 SHIFT Zurich 2018
 自然の知恵を活用して、持続的成長をめざすSHIFTのSHIFT Zurichが2018年8月に開催されます。Bioinspired Innovation and Financeのサミットとして位置づけられ、今回の開催は4回目となります。

2017年12月11日 ネックデバイスQ-Collar
 キツツキは、なぜ脳しんとうを起こさない? キツツキから、Q-Collarコンセプトが生まれました。(Plastic News)

2017年11月30日 ウニの棘からヒントを得たセメント
 HelmutCölfen教授(University of Konstanz)の研究チームは、ウニの棘の構造設計を模倣して、ナノレベルのセメントを合成に成功した。(Science Daily)

2017年11月28日 伸縮性センサー技術(ニュージランド)
 ZOZOTOWNを運営する(株)スタートトゥデイは、Biomimetics Lab of the Auckland Bioengineering Instituteの開発の伸縮性センサー技術を母体するStretchSense社に投資し、ZOZO SUITを開発した。

2017年11月24日 「MOVE 生きものになれる 」展
 日本科学未来館で2017年11月29日(水)~2018年4月8日(日)の間、体験型の展示を通して、生きものの知恵や技術を学ぶイベントが開催されます。(講談社

2017年11月19日 白山市の県ふれあい昆虫館 「人間とイイ関係の虫たち」展
 白山市の県ふれあい昆虫館で11月18日から開催されている「人間とイイ関係の虫たち」展にバイオミメティクスが取り上げられています。(中日新聞

2017年11月9日 東京モーターショー2017 コンセプトカー・デザイン
 生物模倣として蜂の巣の六角形の造形模倣のいすゞ FD-Siや、グットイヤーの球形コンセプトタイヤEagle-360などが展示され、各ウェブサイトでニュースとして取り上げられています。

2017年10月31日 バイオミメティクスと持続可能性(Fr)
 2017年11月14日にリヨンで開催される“すばらしき時間”フォーラムで、Gilles Bœuf(元 パリ国立自然史博物館館長)が、自然から発想したイノベーションが持続可能を実現するとして、バイオミメティクスの可能性を講演します。このフォーラムは、Acteurs de l’économie-La Tribune主催で、経済や社会的問題を明らかにするために、著名な社会学者、哲学者、科学者、ビジネスリーダー、ジャーナリスト、政治学者などが登壇します

2017年10月19日  生態系バイオミメティクス:建築設計(Fr)
 フランスの建築設計会社が共同で進めるアルクイユ地域のECOTONプロジェクトが、パリを中心とした地域の自治体間連合(メトロポール・デュ・グラン・パリ)の都市構想コンクール「Inventons la métropole du grand paris」で受賞しました。ENTONでは、生物の生息地環境に触発された建築を通して、都市と自然の境界線を消滅させることをテーマとしている。CEEBIOSやパリ自然史博物館も関与しています。

2017年10月19日  バイオミメティクスによる次世代ドローン開発(Eng)

2017年10月18日  ホイールブランド「ZIPP」がノコギリ形状の新型リムを開発

2017年10月16日  3Dプリンタで橋をつくる、大林組が実証に成功

2017年 9月22日  メディカルバイオミメティクスの市場は2024年に344億円(Eng)